昆布の食育授業に行ってきました!① ~出汁の飲み比べ編~
先日中学校の家庭科の先生25名を対象に
昆布のお話をさせていただく機会がありました。
まずは、出しの試飲から。
「昆布だし」「カツオと昆布の混合出し」「市販の顆粒だし」
三種の飲み比べです。
いつもは顆粒出しを使っている先生もいらっしゃいましたが
いざ飲み比べて見ると「こんなに違うんですか!?」とあまりの味の違いにビックリされていました。
感想をお聞きすると「昆布出しはすっきりしている」「カツオをいれるとグンと旨みが増す」
「市販の出しは後味が舌にまとわりつく感じ」といった声が多く聞かれました。
中には、「普段味の濃い顆粒出しを飲んでいるので、自分の舌が
昆布出しと混合出しの違いをあまり感じられずショックです」という先生も。
顆粒出しの裏表示を見てみると、まず「食塩、砂糖」そしてその後に「カツオ粉末、昆布粉末」
最後に「調味料(アミノ酸)、酵母エキス」と続くので、
やはり本来の味に比べると色々な味が混ざっているようです。
忙しい時に便利な顆粒出し。「絶対に出しをとらなくちゃ」というストレスより
それも上手に利用して頂いて、でも本当の味を知っておくと良いですね、と
お伝えしました。(*^^*)
コメント ( 1 )
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昆布によって色んな味があるって初めて知りました。奥が深いんですね〜
どんな料理にどんな昆布が合うのかというのが分かると素人には有難いです!